美味しい豚肉の見分け方      とんかつ一幸ロゴ


 実はこれが、一番難しい仕事なのです。
 私も開業してから30年近く経ちますが、今でもはっきりとした
 方程式が見つかりません。
 と言うのも、豚は生き物で2つと同じ肉が無いからです。
 脂が乗っていても筋っぽかったり、「これはまずったかな」
 と思われる肉でも、以外とやらかい肉だったり
 毎日が勉強です。
 しかし美味しい肉を見分ける大まかな傾向は、勿論あります。
 では、それを、ご紹介致しましょう

、肉のかぶりの断面が霜降りの状態のもの
、肉が、しっとりとしている事(脂が乗っている)
、かと言って、水っぽくない事(いわゆる水豚といわれる肉)
、脂の部分は白くクリーミーな感じで、パサついて無い事ロースの写真
、脂と肉が一体になってピッタリくっついている物
、肉の組織が粗くても、詰まり過ぎてもだめ
、肉を取って角度を変えてみた時、玉虫色の虹が、
  見えるものはだめ
、脂の部分が、段になって割れているものはだめ
、肉を切った時に包丁にべっとりと肉の脂が付く物は最高級品
 ざっとこんな所でしょうか。

 一番の安全策は、国産の銘柄豚(黒豚東京エックスSPF{無菌豚}その他)
 を指定して購入するのが無難でしょう。
 現在、海外(チリ、デンマーク、アメリカ、カナダ、メキシコで輸入量が
 増える傾向にあります)の冷凍肉やチルド肉が輸入されていますが、
 やはり味は国産豚が私は好きです。

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