着色料(天然色素)     

      <<< 前へ           戻る             次へ>>>          

天然と聞くと安全と思いがちですが
はたしてそうでしょうか
素材が天然であってもそれを
抽出する原料
危険度が増します

水で抽出するものも有ればエチルアルコール
亜硫酸化合物、等の科学物質の使用によって危険度も
違ってきます。

中には毒性試験が行われていない物
どの様に使われているか不明な物、安全性が解らない物も
多くあります。

天然着色料だからといって安心と言う事は必ずしも無く
小さいお子さんは特に発育段階で大切な時期でもあるため
その特性を知って危険なものは表示を見ながら避けた方が
良いでしょう。

幾つか例を出してみますと

コチニール(別名カルミン酸)赤紫、だいだい色
       中南米のサボテンに寄生するエンジ虫から抽出
あかね色素 黄色、赤紫
       アカネ科セイヨウアカネの根が原料
カラメル色素1,2,3,4 茶褐色
       カラメル色素1以外は化学質を加えて居る為毒性の
       危険がある
クチナシ色素(別名カロチノイド、カロテノイド) 黄色、青、赤
       製造方法により色素が異なる黄、青に安全性の
       疑いあり

以上の物は出来れば避けた方が良いでしょう

合成色素から比べると危険度のレベルは低い事は確かです
しかし、危険である事には変わりは無いのです  

(危険度に付いては、天然色素として作られた色素でのレベルでの
危険度で、原料そのものの危険度では有りません)
  参考:「食品添加物危険度辞典」渡辺雄二著(KKベストセラーズ)
コンビニの弁当だけでは有りません そこで売られている
サンドイッチにも8〜10種類、おにぎりにも7種類の添加物が
入っているのです(ラベルの裏に表示されています)

ですから、それらを毎日食べ続けていると
御腹は空いている筈なのに

おにぎりを見るだけで、むかむかしたり
食欲が急に無くなったりと
その様な症状が出たとしたら
身体が既に添加物を拒否しているのです
出来ることなら食事は手作りが良いですね