ペットボトル症候群     

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”ペットボトル症候群”
あまり聞きなれない言葉です
私もテレビの番組で取り上げていたのを
たまたま見て知りました

そこで私なりに調べてみたところ
以外と私達に無関係ではいられない事が判りました

汗をかくとまず欲しくなるのが水分です
その時、摂る水分を清涼飲料水ばかりに頼ると
急性糖尿病という病気になります
それが「ペットボトル症候群」です
缶と違いペットボトルは多く飲んでしまうため
その名が着けられました

まず、清涼飲料水とは?
炭酸の有無に関わらず果汁5%未満ソフトドリンクの全て
スポーツドリンク、〇〇の天然水もそれらに含まれます
その糖質濃度は約10%ですから 1,5Lのペットボトルを
飲んだとして150gの糖を摂取した事になります

1日の成人の糖分摂取量が50gです
暑い夏場に1,5Lの清涼飲料水を飲むと
既に3倍の糖が身体に入ってしまいます
厄介な事に血糖値が上がると更に喉が乾き
そしてまた飲むという悪循環を起こします

これを日常繰り返していくと
たとえ子供であっても糖尿病になります
もし食事の時に必ずジュースやコーラを飲む
習慣が有る方は要注意です

しかし糖分は悪者では有りません
糖分が少ないとスタミナ切れを起こしたり
脳の大事な栄養分である糖分が失われると
集中力が無くなったりひどい時には
意識すら失う事もあります

でも多すぎるとどんな事が起きるのでしょう
あまり急激に糖質が体内に入ると
すい臓から分泌されるインスリンが対応でず
血液が酸化して脳の働きが低下します
すると身体がだるく、動くのもおっくうになり
しまいには、昏睡状態に陥ってしまいます

この状態で救急車で運ばれると
その原因を決めかね手遅れとなって
命の危険にもさらされかねないのです

長期的にみると
糖分を多く取ると虫歯になったり
栄養のバランスが崩れ疲れ易くなったり
朝の目覚めも悪く肩こりの原因にもなります
それが続くと
脱水状態で高血糖が続き急激に痩せてきます
いわゆる糖尿病です

子供の時にいつも水代わりに清涼飲料水を
飲ませるとそれが習慣になり
エネルギーだけは多く摂ってしまい必要な栄養を
取る事が出来なくなります
そして10代で糖尿病になってしまいます

又最近問題になっている”きれる”子供達が
増える原因として
清涼飲料水とスナック菓子による糖分の
摂り過ぎが栄養の偏りを起こし
その様な現象をうんでいるとも言われています

食事はエネルギーを確保するだけではなく
大事な栄養素を多く摂り入れなくてはいけません
その為には水分補給は清涼飲料水ではなく
夏は麦茶、食事の時は緑茶というように
私達がかつて培ってきた本来の食文化を
継承していくのが良いのではないでしょうか